サウンドホール飾り埋め込み~ブレイシング作成

昨日彫った5mm幅の溝に飾り木を埋め込みます。


これを、黒・白・黒・ヘリボーン・黒・白・黒の順で束ねて、先端を瞬間接着剤で固定してから仮組み。


ぴったり収まりました!
そのまま軽く埋めていき、切断する箇所を鉛筆でマーキングしてから外します。

外した後、直線状態では内輪差でずれてしまったので丸まった状態を再現しつつノミで切断しました。

続いて溝にタイトボンドを薄く塗り、接着本番です!
と、ここでトラブル発生…ボンドの水分で木が膨らんだのか溝に飾り木が収まらなくなってしまいました。

特に木をまとめるために瞬間接着剤で固めた部分が入らず溝を微妙に広げてみたり、飾り木を削ってみたり、固まった部分を丸めたりしているうちに、なんとか収まるように (^_^;)

ボンドが乾いてしまっていたのでもう一度薄く塗り再チャレンジ!
まだ少々きつかったですがなんとか収めることに成功しました。


ボンドが乾いてから表面を均して埋め込み終了!
トラブルはあったものの、とてもキレイに埋め込むことができました♪
ちなみに、間が空いているところは指板で隠れて見えなくなるので問題ないそうです。


次に行った作業はトップ板の裏につけるブレイシングやトーンバーの作成です。

まず角材を図面通りの幅・高さに製材しました。

製材した木材を下書きの長さに切断した後はそれぞれにカーブをつけるための下書きを書き込んでいきます。
曲率はトップ側のライナーに施したのと同じ8000Rです。

曲線定規を使い、全ての木材に下書きを書き終えたところで作業終了時間となりました。

今日は神経を使う作業が多くて精神的に疲れた気がします。
明日もトップ板の加工と気を抜けない工程なので失敗しないよう気をつけたいと思いま明日!

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