ネック折れ修理とダブテイル仕上げ

ギター作成実習の前に依頼のあったネック折れの接着状況を確認しました。

ネック寄りのペグ辺りから1フレット裏辺りにかけて完全に折れていたものをタイトボンドで接着してあります。


補強材を埋め込む穴を空けるためにマスキングテープを貼り、中心線を書き込みました。

この後トリマーで補強材の穴を空けていくのですが、雛形に不具合があったので削りは明日に持ち越しです。


ギター作製の方はオス型ダブテイルの仕上げで1日が終わりました。

ノミで削ってはハメて、引っかかっているところ確認してそこを削るの繰り返しです。
難しい所はネックとボディの中心線を一致させないといけないところでした。

ネックとトップ板の段差が3mmくらいになってからは接続部分を鉛筆で塗りつぶし、当たっているところを確認しつつ削っていきます。

段差が1mm以下になり、作業が佳境に入ってからは、さらに注意深く削っていきました。

慎重に作業したかいが合って中心がバシッと決まり、トップ板と面イチに♪

接着はまだですがネックを持ってボディを持ち上げられるくらいキツキツにはめ込めるくらいの精度がでています。

今日の作業はここで終了です。
明日はネック折れの補強材を埋め込む穴を空けるところから作業開始予定です。

コメント

このブログの人気の投稿

パーフリングとバインディング接着!

ネックリセット

クラシックギター サドル作成