アクリルじゃダメ

今日は依頼のあったベースの弦交換&セットアップを最初に行いました。

まずネックの調整。

ボルトネックを外さないとロッドを回せない正統派?なのに加えて、1弦側の5フレットまでがけっこうな逆反りでそれ以降が順反り、4弦側は普通に順反りという状態です。

全体を真っ直ぐにすると1~4フレットでバズって、バズらないようにすると全体的にけっこうな順反りになってしまいます。
それでもどうにか妥協点を見つけて、納得できるところまで調整しました。

ネック以外はそれほどおかしなところは無かったので順調に作業が進みました。


セットアップが終わった後はネック修理用の治具作成を進めました。
といっても昨日ほぼ組み上げて、後はトリマーで削るだけです。

サクッと終わらせようと思いましたがダメでした (^_^;)

アクリルは熱に弱く、トリマーの摩擦熱で溶けて、側面の直線がでませんでした。

学校にあるものを真似して作っていたのですが、「透明な樹脂」ということでアクリル素材だと思ったんですが違ったようです。

正解はポリカーボネートでした。

先生が以前にこの治具を作った時の余りもらえたので、明日もう一度作り直そうと思います。

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