指板のネジレ修正

昨日フレットを外した指板をサンディングしました。

まず荒れているフレットの溝を修正します。
0.5mm厚のテフロンシートを指板のR、9.25インチに合わせて切ります。


これを溝に差し込んで瞬間接着剤中粘度を両端に盛り付け。

これで広くなった溝やスタッドで荒れたエッジがいい感じになるはずです。

瞬間接着剤が完全に乾くのを待って、いざ指板のサンディングしていきます。
指板のRと同じのがついたブロックにペーパーを貼ってシュッシュッと擦ります。


ブロック全面に均等に圧をかけるよう意識して擦っていきました。
するとネックのネジレがわかりやすい状態で出てきました。

1弦側1フレット辺りが削れていません。

ブリッジ側の6弦側にかけても削れていません。

このネジレを修正しつつ、真っ直ぐから若干の逆反りになるようにサンディングします。
削りすぎるとポジションマークが消えたり、指板の強度が落ちるなどの弊害があるので最小限に留めないといけません。

難しいです。

サンディングブロックの全面をあてつつ削りたい側に圧をかけたり色々と試しながらやっみたのですが、完全に修正することは出来ませんでした。
もっと何度も経験をつまないとだめですね。

それでも修正前よりはだいぶ良い状態になったので220→320と番手を上げて仕上げました。


これで打込み前の準備は整ったはずです。
明日はフレッティングをしていく予定です。

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