ネック接着

ネック接着まで進めました。

まずジョイント部分がきっちりハマらないのを修正します。
修正するにはどこがつっかえているか調べないといけません。

調べるのには鉛筆を使いました。
ネックのジョイント部分を鉛筆をで黒く塗ってはめ込みます。
すると受け側の接しているところが黒くなるので、どこがつっかえているか分かりやすくなります。

つっかえている部分を少し削ってははめ込んで様子を見ます。
何回か繰り返してピタッとハマるようになったので取付角とセンターの確認に移りました。

確認すると、センターは合っていましたが取付角が0.5度ほどズレています。
原因を探していくとジョイント部分の隙間にたどり着きました。
どうも接着剤を剥がした時に削りすぎたようです。

ということで端材の板で0.3mmのシムを作成して挟んだところ、予定通りの角度となりました。
もう一度センターを確認してジグを使ってサドルの高さを割り出してみると5mmでした。

取付角・センター共にOKになったのでネックを接着します。

これで一晩置いて次回は塗装作業に入ります。

時間が余ったのでネック折れギターのクリア均しをしていました。

デコボコがほぼ無くなりました。
次のクリア吹きで塗装を終えられそうでしたが、今日は雨だったので明日に持ち越しです。

コメント

このブログの人気の投稿

クラシックギター サドル作成

ネックセンターずれ修理

角度付きすぎリトライ