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パーフリング接着

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午前中に大掃除をしてから作業に入りました。 まずパーフリング用の溝掘りをします。 パーフリングは内側から黒0.5mm・白1mm・黒1mmの2.5mm厚で深さは1.5mmです。 掘った溝にパーフリングを接着します。 くびれ部分で飾り木がポキっといかないよう、ドライヤーで温めて曲げをつけてから接着しました。 接着はタイトボンドで、はみ出てきたのを拭き取りながらマスキングテープで固定します。 今日の作業はここまでです。 次回はバインディングの曲げをして、接着までいきたいと思います。

トップ接着・バインディング溝掘り

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トップ板の作成・接着が終わりバインディングの溝掘りまで進めました。 全ての力木・補強材の接着が終わったのでスキャロップ加工をしました。 角の面取りも終えてトップ板完成です。 ちなみに、旧トップ板の力木はこんな感じです。 完成したトップ板をボディを接着します。 内側の突っ張り棒はそのままにしつつ接着しました。 トップ板の余分をボディに合わせて削ります。 削った後にトップ板の外周をサンディングして厚さを調整しました。 次にバインディング用の溝掘りです。 今回バインディングは樹脂ではなく木製です。 曲げで折らないように気をつけて作業しようと思います。 次回は月末なので大掃除をしてから作業に入ります。

TOP板完成までもうちょっと

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明日には完成できるくらいのところまで進みました。 まずサウンドホールのインレイを仕上げます。 溝とインレイの隙間を瞬間接着剤と黒檀粉で埋めました。 乾燥後サンディングで面イチにします。 隙間も綺麗に埋まり、いい感じで仕上がりました♪ 次に力木の作業をします。 サウンドホール横の補強材を接着して力木の端を加工しました。 残りの補強材を接着します。 8000インチRの曲面台に乗せて圧着しました。 これで全ての接着が終わりました。 明日は力木の加工をしてTOP板を完成させたいです。

力木接着

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インフォースバー・トーンバー・補助バーを接着するところまで進めました。 昨日下書きした力木のトップ板と接着する面に8000インチRをつけます。 トーンバー2本のブレーシングに接する部分だけ角を落とします。 エックスブレーシングの交差する部分を加工して組みます。 他にインフォースバーにロッドの穴を空けて接着準備完了です。 トップ板に力木を接着していきます。 ちなみに、マスキングをして貼り付けてはみ出たボンドを拭き取ってます。 画像はマスキングを剥がした後のものです。 これで補強材以外の接着が済みました。 明日は補強材を接着して力木の端を落として行きたいと思います。

サウンドホールインレイ取付け・力木作成

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昨日取り出したサウンドホールのインレイを取付けました。 まずは溝掘りです。 今回、インレイの高さが1mmしかないので溝の深さは0.8mmくらいを目標に掘りました。 ボール盤の台が水平でないのか、板の厚みが一定でないのか、0.3mmくらい深さにバラツキが出てしまいました。 とりあえず1mmより深くならなければOKなのでサウンドホールの穴も空けました。 溝に薄くタイトボンドを塗って取付けます。 若干隙間が出来たところがあるので後で黒檀粉を混ぜた接着剤で埋める予定です。 サウンドホール回りが終わったので力木を作っていきます。 実は一度全て作り終えたのですが、R付けのやり方を間違えてしまっていました(^_^;) ブレイシングとトーンバーはセンターライン上にRの頂点が来ないといけません。 それを忘れていて、全長の真ん中を頂点にRを付けてしまっていたのです。 違和感を感じてメモを読み返して良かったです。 2度目の作成、下書きまで終わりました。 明日はこれを削って形にしていく予定です。

サウンドホールインレイ取り出し

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トップ板張替えをする前にネック折れギターの作業をしました。 予想通りヘコみに盛ったウッドシーラーが痩せていたので追加盛りをしました。 1週間後チェックして良さそうなら次の工程へ行きたいと思います。 トップ板張替えの作業に入ります。 旧トップ板から起こした図を基に新トップ板へ力木のやサウンドホールの位置を描き写しました。 次にサウンドホール回りを加工します。 この前作ったジグを使って旧トップ板からサウンドホールのインレイを取り出しました。 厚さが1mmしかないので溝を掘るのが難しそうです。 明日はサウンドホールの作業を終わらせて力木の作成まで行けたらと思います。

トップ板剥がし

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トップ板を剥がして力木の位置や厚さなどを図面に起こしました。 剥がす前にサウンドホールのインレイを取り外すジグを作成します。 昨日作成したジグはこんな感じです。 トップ板をドライヤーで温めてボンドの接着力を弱めながら剥がしました。 剥がした後はサイド板が動かないよう作成したジグで固定します。 内側は100均の突っ張り棒を使いました。 外したトップ板です。 何というか割と適当な感じです(^_^;) 1万円前後の価格帯のものは多分どれもこんな感じだと思います。 この後はブレーシング等の位置や厚さなどを図面に起す作業をしていました。 まだ全部図面に出来てないので次回も図面起こしをする予定です。

バインディング落とし

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バインディングをトリマーで削り落としました。 どこも同じ幅かと思ったら各部で微妙に違っていて難しかったです。 これでトップ板はすぐに剥がせる状態になりました。 剥がす前に新しいトップ板とジグを作ります。 センターラインやサウンドホールの位置などを書き込み10ミリ余裕を持たせて切りました。 次にジグを作ります。 トップ板を剥がした後、サイド板が動かないよう固定するジグです。 逆に狭まらないようにもしないといけません。 ですが、それはトップ板を剥がしてからでないと長さがわからないので後回しです。 ネック折れギターの作業に移ります。 ヘッド表側の平面出しがまだだったのでそれをしました。 メーカーロゴのインレイに隙間が出来ていたのでウッドシーラーで埋めます。 折れた時にトッププレートの塗装が剥げた箇所の段差も埋めました。 ウッドシーラーは完全に乾くまで時間がかかるので、こちらはしばらく放置します。 今日の作業は以上です。 明日はトップ板を剥がす予定です。

ネック取外し

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ネック取外しの前にネック折れギターの着色の続きをします。 付いてしまった大きめのゴミを1000番で削ると予想通りそこだけ色が薄くなりました。 ゴミが落とせたので着色へ移ります。 いい感じです♪ 一晩乾燥させてトップコート塗装に移りたいと思います。 トップ張替え作業に移ります。 昨日は上手く行かなかったネックの取り外しが出来ました♪ 取外してわかりましたが、はめ込み部分が通常より短く上手く蒸気が回っていなかったようです。 この後いよいよトップ板を剥がすのですがその前に各部の現状をメモします。 弦を通す穴の中心を基にセンターを出して3ヶ所の長さを書き写します。 サウンドホールの位置や弦の穴、バインディング・パーフリングも同様にチェックします。 今日の作業はこれで終了です。 明日はクリア吹きとトップ板剥がしをする予定です。

トップ板張替え・他

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新しい実習に入る前にネック折れギターの着色をします。 シースルーの部分塗装は重なった部分が濃くなり境目がハッキリわかってしまいます。 ということで元の色より暗い色でグラデーションぽくなるようにしたいと思います。 大きめのゴミが付いてしまったので一旦塗装を止めました。 乾燥後に取り除いてもう少し着色します。 ネックリセットが終わったので新しい課題に進みます。 今回はトップ板の張替えをします。 指板の左側がサウンドホールからネック付け根まで割れています。 そのせいで弦の張力がかかるとネックが沈みこみ弦高が高くなってしまいます。 ネックの反りや取付角など現状をチェックしてから作業に取りかかります。 まずはネックを取外します。 15弦以降のフレットを外してネック付け根までの指板を剥がしました。 15フレットの溝にスチーム注入用の穴を空けてジグを装着します。 この後スチームを注入したのですが思うように外れず、今日の作業はここまでになりました。 明日は着色とネックの取外しをする予定です。

サドル作成・シーラー2回目

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ネックリセットをしたギターのサドルを作成しました。 サドル溝の深さが6mmあったので1mmかさ上げします。 黒檀を削ったものを下にしきました。 作成したサドルをつけて弦を張りました。 1弦側2mmの6弦側2.5mm、サドルの高さが5mmと計算通りに出来ました♪ これでようやくネックリセットの課題終了です。 ロッド溝が貫通した時はどうなることかと思いましたがとても良い経験になりました(^_^;) ネック折れギターの作業に移ります。 前回ヘコみ部分に盛ったウッドシーラーを均します。 ほぼ平面がでましたが若干ヘコんでいる部分があるのでもう一度シーラーを吹くことにしました。 今回はウレタンではなくラッカーシーラーを使います。 これで今日の作業は終了です。 明日はシーラーを均して大丈夫そうだったら着色に移りたいと思います。

ネックリセット終了まで後一歩

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ネックリセットの課題がサドル調整を残すのみになりました♪ 昨日塗装したヘッドプレートを平面出ししてもう一度トップコートを吹きます。 乾燥後に様子を見たところいい感じだったので塗装作業は終了です。 マスキングを剥がしていきます。 指板のマスキングを剥いだ後、指板端に乗った塗装をスクレイパーで削ぎ落とします。 その後フレット端に乗った塗装をべべリングファイルで落とします。 ペグを装着しました。 ブッシュと一緒にペキッと剥げたトッププレートの補修も上手く行ったと思います。 白っぽくなっているのはウレタン塗装が剥がれかけているせいで元からです。 弦を張りました。 後はサドルの調整をして課題終了になります。 塗装の乾燥中にはネック折れギターのシーラーを塗装しました。 悩んだ結果、ウレタンシーラーをなるべく薄く吹くことにしました。 シーラーを吹いて乾燥させた後、深いヘコみ部分にウッドシーラーを盛りました。 今日の作業は以上です。 次回はサドル調整とシーラーの均しをしていく予定です。

トッププレート半艶塗装 他

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昨日目止めをしたのでシーラーを吹き付けよう…と思いましたが2択で迷い中です。 ラッカーシーラーにするかウレタンシーラーにするか。 ラッカーシーラーの場合 トップコートがラッカークリアなので馴染んで境目が分かりづらくなる。 時間が経つと痩せて補強材の継ぎ目のヘコみが出てくる。 ウレタンシーラーの場合 塗膜が厚いので境目の処理が難しい。 時間が経ってもヘコまない、強度が高い。 一晩悩むことにします。 次にウッドシーラーを盛ったヘッドプレートの平面出しをしました。 若干反りなどがあり、それを修正しようとすると着色層までいきそうなので表面のみに留めます。 反射させてみて良さそうだったのでトップコート塗装に移りました。 トッププレートも半艶ラッカーを吹きます。 少しデコボコがあったので乾燥後平面出ししてもう一度塗装予定です。 時間が余ったのでとりあえずマスキングだけしておきました。 明日はトッププレートの塗装とネックのシーラー塗装予定です。

目止め・ウッドシーラー盛り

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触って違和感があった接着箇所を修正します。 サンディングでやってみましたが上手く行かず、小刀で試してみたらいい感じになりました。 仕上げに600番で軽く表面を整えて目止めに移ります。 使っている目止め剤が油性で、ラッカー塗膜に付着すると溶けてしまいます。 ということで余計なところに着かないようマスキングしてティッシュで擦り込みました。 一晩置いてシーラーを塗布する予定です。 次にネックの塗装が終わったギターのトッププレート補修をします。 ブッシュが固着していてトッププレートがペキッとなったやつです。 平面出しは終わっていてのでヘコみにウッドシーラーを盛りました。 てんこ盛りにしましたが、多分もう一度盛り直さないとダメな予感がします。 明日はシーラーの吹付けをして行きたいと思います。

ネック折れ塗装剥ぎ

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ネック折れの塗装、ヘッド部分の塗装をやり直すことにしました。 今回はサンディングで塗装を落とさず剥離剤を使います。 強力塗料剥離剤・スケルトン。 余計なところに着かないようにマスキングして刷毛で厚めに塗りました。 しばらくしてプツプツしてきたのでスクレイパーで削ぎ落とします。 サンディングに較べてとても楽に塗装を落とせました♪ 今日の作業はここまでです。 補強材を整形したところに若干違和感があったので明日はそれを修正していきたいと思います。