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ネック折れ修理完了!

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午前中に月末大掃除を終えて、ヘッドの磨きに取りかかりました。 まずは2000番で軽く均して埃を取り除きます。 それからコンパクトの細め→微粒子→液体コンパウンドという順で磨きました。 みごとツルツルのピカピカに♪ 画像ではマスキングテープをすでに剥がしてありますが、それをする時もナット溝や塗膜の厚い場所はカッターで切れ目をいれてからでないとアレな仕上がりになるので注意が必要でした。 肝心のネック折れの継ぎ目はというと、まったくわからないレベルです。 強度も、接着以外に埋め木とトッププレート追加でバッチリ! いい感じで修理できて一安心でした。 明日からはギター製作実習がメインに戻る予定です。

塗装と磨き

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昨日白濁してしまった部分を落として再塗装しました。 今度はキレイに塗装できて一安心です♪ お昼辺りに研磨してもう一度クリアを吹きました。 すでに平面も出ているので軽く水研ぎしたあとコンパクトで磨いて塗装完了の予定です。 ネック部分は厚いウレタン塗装からラッカー塗装になったので鳴りもよくなっているはず! 音を出してみるのが楽しみです。 塗装の乾燥待ちの間に制作実習の磨きをしていました。 120~240~320番とペーパーの番手を上げていきます。 途中ネック部分で気になる箇所があったので修正したりしつつゴシゴシと。 磨きは木の粉が多く出るので半屋外で作業していたので暑かったです (^_^;) そのかいあって、残すはボディ裏面のみとなりました♪ 来週月曜は月末なので午前中は大掃除。 ヘッドの磨きを早くやりたいです♪

塗装失敗とリカバー

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今日は朝イチから昨日吹いたトップコートの磨きをしました。 1000番のペーパーで水研ぎします。 しかしヘッドプレートが若干反っていたのか1回では平面が出ませんでした。 ということでトップコートをもう一度吹いたのですが… なんと白濁してしまいました (^_^;) どうも新調した塗料入れに剥離剤のシリコンがたくさんついていた様子。 しょうがないので乾かしてから白濁部分をペーパーで落として再塗装です。 その間にギター製作を進めます。 昨日からの続きのフレット打込みを終わらせました。 これでネック部分の工程も終了です。 次の塗装の準備としてギター全体の仕上げと磨きに入りました。 まず作業中についてしまった打痕を消します。 凹んだ部分に水をたらして、ハンダコテに小さなアイロンをつけた器具でジュッとします。 すると凹みが膨らんでキズが消えました♪ キズを消したら今度は隙間埋めです。 木工作業が完璧なら隙間はできませんが初めてなので完璧には行きませんでした。 場所にあった接着剤やパテを使って隙間を埋めていきました。 ここで塗装に戻ります。 塗料が十分に乾燥したのでトップコートを削り落として、ついでに平面も出しておきました♪ これで明日からの作業がはかどるはずです。

フレッティング・トップコート塗装

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今日は午後から晴れたので、午前中にフレッティング、午後から塗装をしました。 15フレットまでは指板接着前に終わっていたのでそれ以降をば。 完成したネックピローを使ってトンテンカンとフレットを打込み。 打ち込んだらネックが反っていないか確認、そしてまた打込みを繰り返しました。 そうするうちに晴れ間が出てきたので塗装へ入ります。 私以外にも塗装待ちの人がけっこう居たので待っている間にフレットをやりつつ塗装しました。 FG720Sはトッププレートがつやありで、ネック部分は半ツヤなので2回に分けます。 まずは乾燥の早い半ツヤ、その後にトッププレートです。 どちらもいい感じに仕上げることができました♪ あとはツヤ部分を軽く磨いて修理完了です。 明日中に終わる予定です♪

指板接着

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今日は雨っだったので塗装は中止。 ギター製作の指板接着をしました。 雨で湿度が高いので今日はこのまま放置します。 で、残り時間はというと、ネックピロー! …は完成してしまったので治具を作ってみました。 ペグから弦を外したときにそのままにしておくとペグに巻いてあったクルクルになった部分がからまって知恵の輪状態になるので、それを防ぐやつです。 (^_^;) それでも時間が余ったので、当て木に貼り付けていたペーパーを交換したり机を整理したりしてました。 予報では明日は雨のち曇り。 多分塗装はできないのでギター製作の方をする予定です。

着色とフレッティング

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今日はついに着色までいきました! 修理しているギターはヤマハのFG720Sのオリエンタルバースト。 このネックは青みの入った黒の半ツヤなので、クリアラッカー+つや消しラッカー+青+黒を色味を見ながら配合。 さらに今日は湿度が高めだったので白濁防止剤のネオノンを少々加えて吹き付けました。 蛍光灯の下だと色味が曖昧なので吹いたあとは太陽の光で見て合っているか確認。 ばっちりな色合いで塗装できました♪ 乾燥中はフレッティングをば。 指板を接着する前に15フレットまで打込みます。 打ち込んだあとは端をヤスって、それをさらに斜めにヤスリました。 ネックの塗装が乾いたのでヘッドプレートの塗装に入ります。 ヘッドプレート以外をマスキングして、ブラックを吹きました。 こっちは単純な黒なので調合はナシです。 で、乾燥中はネックピローのコルク貼り。 コルクシートを貼って、余分をカットして、周りのシートと面イチにヤスって完成! …写真を撮り忘れたので明日出来上がりを撮影したいと思います。 そんなこんなで乾燥が終わったのですが、作業時間終了。 あとはトップコートを吹いて完成となります。 明日中に終わる…はず!

磨き~ラッカークリア

今日もまた修理メインで作業しました。 今日はスマホを忘れて画像ナシです (^_^;) まずは昨日吹いたシーラーをペーパーがけで均します。 前回の均しで経験値を稼いでいたので何の問題もなく完了。 さあ次の工程に…と思ったのですがよく見るとナット部分にくぼみが。 そこ以外はOKだったので中粘度の瞬間接着剤で埋めて均しました。 瞬間接着剤ですが固まるまでに結構時間がかかりました。 結局1時間くらいはかかった気がします。 その間は恒例のネックピロー作製。 コルクシートをあともう一枚貼れば完成というところまできました♪ くぼみの処理が終わったので塗装作業に戻ります。 シーラーの次に色を吹くと色味がわかりにくいとのことで、ラッカークリアを吹きました。 ここで時間終了。 来週あたりでネック折れの修理は終わる予定です。

磨き~塗装2回目

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今日も修理メインな日でした。 まずは昨日シーラーを塗布したところを磨きます。 ペーパーの番手は320番。 段差を無くしつつ、下地を出さないように撫でる感じでソフトに磨きます。 磨いていくとヘッドプレートの接着部分に段差が現れました (^_^;) これはそのままにしておいて2回目のシーラー吹付けで埋めようと思います。 他に気泡の穴もありましたが、これも次で埋めます。 全体的に磨き終わったのでシーラー2回目に入ります。 使っているシーラーこれ。 主剤 硬化剤 この2液を1:1で混ぜてエアガンで吹き付けます。 2回目のシーラーは木に吸い込まれないのでたれやすいとのことでしたが無事終わりました。 乾燥中は恒例のネックピロー作製。 ヤスリがけが終わり後はネックの当たる部分にコルクシートを貼り付けて完成です。 ギター製作の次の工程がフレッティングなのでそれに使おうと思います。 今日の作業はここまで。 明日は再度磨き作業をして問題がなければ色を吹き付ける予定です。

目止め~塗装

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今日も修理メインです。 まずは塗装前に目止め材を塗布しました。 目止めは木の導管やキズなどを埋めて平らにするためのものです。 ティッシュペーパーだとボロボロになるのでキッチンペーパーでの施工がいい感じです。 目止め処理が終わったので塗装に移ります。 塗装といっても色つけの前段階のシーラーですが、今回はウレタンシーラーを吹き付けます。 垂れないように気をつけながらプシュ~とエアガンで吹いていきました。 全体にまんべんなく吹き付けては5分乾かすを4回くりかえして終了。 ウレタンは速乾性なので作業性が良いですね。 とはいえ、5分では完全に乾いているわけでないのでこの後じっくり乾燥させます。 作業終了間際の画像です。 明日はこれを磨いてデコボコをなくしていく予定です。 ネックはけっこうツヤツヤになりましたが、もっとツヤツヤにします♪ 乾燥中にはギター製作の実習をしていました。 先週、上画像のようにトラスロッドを埋め込んで木で蓋をしたところまでできていたので、蓋を削って平面を出しました。 直線を測ってみたところロッドの影響かわずかに逆反り状態になっていたのでペーパーでそれを修正。 ちょうど修正作業が終わったところで作業終了時間になりました。 毎日33度オーバーな日が続きますが太平洋側は湿度が低いので助かります。 東海は梅雨明けとのことなので熱中症に気をつけつつ作業していきたいと思います (^_^;)

下地作り~突板接着

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今日も修理メインで作業しました。 まずは塗装前の下地作りから。 昨日塗装を剥がしたネックとヘッド。 ヤスリがけでヤスリがけのキズを消していきます。 120番から初めて240→320番と細かくしていきます。 手で触った時、240番だとサラサラ、320番だとツルツルといった感じです。 一通り下地が出来上がったのでヘッドに移ります。 もともと貼ってあったヘッドの突板は極薄で、ペーパーをかけているうちに一部下地が見えてきました。 強度を出すために突板を貼りますが厚すぎるとペグがつけられなくなったりするので1mmです。 その後トリマーで余分を削って軽く均したところで本日の作業は終了。 途中で塗装用具を買い出しに行ってたのでいつもより作業時間は短めでした。 明日は塗装メインで進めていく予定です。

ネックの塗装剥がし

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今日はギター製作はお休みで、終日ネック折れの修理でした。 接着と補強木埋め込みまでは終わっていたので、本日の作業はキズ均し&塗装剥がしです。 まずは補強木を小刀でギリギリまで削りました。 あとはペーパーでボディの塗装まで削らないように養生してネック&ヘッドの塗装を剥がします。 剥がし方は色々ありますが、今回はペーパーでひたすら削りました。 難しい部分はネックからヘッドへの曲面です。 角が出るところは出して、面取りしてあるところは取るようにしないとメリハリのない形になってしまいます。 削りカスがいっぱい出るので、エアコンが無い半分外みたいな部屋で一日中ペーパーがけ。 今日は湿度が比較的低かったのですが気温は33度まで上昇…さすがに疲れました (^_^;) 一応全部剥がしたのですが目が粗いものでやっていたので明日は徐々に細かいもので仕上げる予定です。

補強材埋め込み&トラスロッド埋め込み

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治具が治ったので、まずは補強材の埋め込みまで修理を進めました。 この治具にネックの中心を合わせて固定してトリマーで削ります! 深さは浅いところで6mmくらい彫ってあります。 この溝に合う埋め木を作成します。 接着剤でふやけることを考えてキツキツではなくスッと入るくらいのクリアランスです。 いい感じに出来上がったので接着します。 これで強度的には問題がなくなりました。 あとは不要な部分をノミなどで削ってキズを隠していきます。 ギター製作はトラスロッドの埋め込みまで工程を進められました。 まずトラスロッドを埋め込むための溝を彫ります。 ピッタリ入る溝が掘れました♪ トラスロッドを見るのは初めてです。 実物を見てロッドで反りが治る仕組みを理解できました (*^_^*) 接着はエポキシ接着剤で行いました。 ロッドの底面と端の可動部分に接着剤をつけないように厚めに塗って、作製した木の蓋を被せて圧着! あとはネックがクランプの重さで反らないように横にします。 エポキシ接着剤は固まるのが遅いので一晩乾燥させます。 今日の作業はここまで。 ネック部分の作製も大詰めに入ってきた気がします。 来週も慎重に作業していきたいです♪

ヒール作製~ネック接着

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今日は雨じゃなかったけれど治具がまだ治ってなかったのでギター製作に入りました。 まずはヒール。 大雑把に形を切り出して、接着して、ノミで削って、ペーパーかけて終了。 ちなみに接着中はネックピローの作製です。 ヒールが出来たのでネックの接着に入ります。 ダブテイルで動かないので楽ちん接着でした♪ ちょっと湿度が高いので通常よりも乾燥時間を長めにとります。 ボディのタオルは湿度対策で、ボディに関わる作業をしていない時は常に覆ってます。 接着作業が多いのでネックピローの作製がはかどりました! 外側の余分をノコギリで落として、 カンナで細かい部分を削ろうと思ったけどいまいちやりづらかったので他の方法を色々試しているうちに接着完了時間になりました。 ここまではいい感じで来ていると思います! 今日の作業はここまで。 この後はトラスロッドの埋め込みをする予定です。

突き板接着と穴あけ

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予定ではネック折れ修理の補強材の接着から始めるところでしたが、あいにくの雨。 力がかかるところの接着に雨はNGなので明日に延期して製作実習に入りました。 まずはヘッドに突き板を貼るところから作業開始です。 突き板のナットが当たる部分をヘッドの角度と同じ14度を加えて丸のこでカットしました。 大まかにノコギリで形をだしてヘッドに接着! 毎度のことながらヌルっと動くので位置決めが難しいです (^_^;) ズレてないか不安でしたがピッタリくっつけられました。 指板面にきちんと垂直にもなってます。 接着が終わってからトリマーを使って余分を削り落としました。 機械を使うと楽なのですが失敗したときのダメージが大きいので慎重に… キレイに消すれました♪ 次はペグの穴あけを行います。 穴の位置を下書きして、中心に千枚通しで点をうちました。 それから2mmのドリルを使ってボール盤で貫通させます。 その穴を中心に10mmの木工用ドリルで表面と裏面から穴を空けました。 ひと目でギターのネックとわかるくらい、それらしくなってきました (*^_^*) 今日の作業はここまで。 明日は晴れれば補強材の埋め込み、雨ならヒールの作製から作業開始です。

ネック折れ修理とダブテイル仕上げ

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ギター作成実習の前に依頼のあったネック折れの接着状況を確認しました。 ネック寄りのペグ辺りから1フレット裏辺りにかけて完全に折れていたものをタイトボンドで接着してあります。 補強材を埋め込む穴を空けるためにマスキングテープを貼り、中心線を書き込みました。 この後トリマーで補強材の穴を空けていくのですが、雛形に不具合があったので削りは明日に持ち越しです。 ギター作製の方はオス型ダブテイルの仕上げで1日が終わりました。 ノミで削ってはハメて、引っかかっているところ確認してそこを削るの繰り返しです。 難しい所はネックとボディの中心線を一致させないといけないところでした。 ネックとトップ板の段差が3mmくらいになってからは接続部分を鉛筆で塗りつぶし、当たっているところを確認しつつ削っていきます。 段差が1mm以下になり、作業が佳境に入ってからは、さらに注意深く削っていきました。 慎重に作業したかいが合って中心がバシッと決まり、トップ板と面イチに♪ 接着はまだですがネックを持ってボディを持ち上げられるくらいキツキツにはめ込めるくらいの精度がでています。 今日の作業はここで終了です。 明日はネック折れの補強材を埋め込む穴を空けるところから作業開始予定です。