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ザグリとワイヤリング

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今日は11月最終日だったので午前中は大掃除でした。 午後からはブリッジのザグリとワイヤリングを行いました。 ブリッジの位置を5mm移動したのでザグリも同じく5mmです。 テンプレートをボディに貼り付けてトリマーでギュンギュンと削りました。 作業終了後、実際にブリッジを付けてみるとバッチリでした♪ ブリッジ部分はひとまず終了でワイヤリングに移ります。 症状はノイズがでるだけで音がでないということ。 配線を調べていくとセレクター・トーンポッド・ジャックが誤配線でした。 修正してアンプに繋いで確認したところOKでした。 配線の長さは元のままにしておきたいと思います。 これで残るはナット部分の修正のみですが必要な道具が月曜着予定です。 なので明日はクラシックギターのフレッティングをする予定です。

ストラトのテンプレート作成

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昨日作業したブリッジ移動の続きをします。 スタッドボルトの埋め木まで終えていたのでトリマーで5mmほどネック方向へザグリを広げました。 そしてネックの中心線がサドルの真ん中を通るようにスタッドボルトの位置を決めます。 後はボール盤で直径10mm・深さ20mmの穴を空けてスタッドボルトを取付けました。 ここで問題発生です。 深い部分のザグリが足りなくアームアップ出来なくなってしまいました。 やっぱりブリッジを移動させた分だけこっちも拡げないとダメなようです。 ということでザグリ拡張するためのテンプレートを作成します。 材はMDFボード5.5mmです。 下書きをして余分を持たせてジグソーで荒くカットします。 MDFボードは柔らかくて切りやすいです♪ 切り出したものを学校のテンプレートに両面テープでくっつけます。 作業中動いてしまうとまずいので慎重に。 あとはロングビットを使ってトリマーで削ります。 ストラトのテンプレート作成完了です。 レスポールとテレキャスのもそのうち作りたいと思います。 明日は11月最終日なので大掃除な日です。 掃除が終わらせてからブリッジの続きをしたいと思います。

ギター改造修理

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今日は依頼のあったギターの修理をしていました。 ギターはストラトタイプを改造したもので、ナットをロックナット、ブリッジをフロイドローズ、センターピックアップ取外し、リアピックアップをハムバッカー、セレクターを3wayにしたものでした。 まずはブリッジの取り付け位置を移動させます。 フレットの間隔がストラトスケール(647.7mm)に対して、実際のスケールが652mm。 このままでは音程が狂いますので4.3mmネック方向へ移します。 スタッドボルトを外し、メイプルから作成した丸棒で埋め木しました。 接着剤が乾くまで作業出来ないのでブリッジの作業はここまで。 次にロックナットです。 このナットの位置が5mmほどリア寄りになっていますのでこれを修正します。 修正方法は何パターンか思いついたのですがどれにしようか悩み中です。 悩み中で本日は終了。 明日はブリッジ部分の続きをしたいと思います。 画像なしはアレなので…本文と関係ありません (^_^;)

塗装じゃなくて

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金曜日のブログで塗装に入るとか書いていましたが、その前にフレット打たないとですね。 とりあえず前回塗ったウッドシーラーを均しました。 しかし均していくうちに3ヶ所ほどヘコみが…。 十分に盛ったつもりでしたが足りなかったようです。 時間終了間際にもう一度盛っておきました。 それではフレット打込みの下準備に入ります。 まずは指板面の平面出しです。 ここを上手くすることでフレッティング後のすり合わせで削る量を減らせるので慎重に。 指板接着時についたタイトボンドも一緒にサンディングして綺麗な指板になりました♪ 平面出しが終わった後はサンディングで浅くなったフレット溝を調整しました。 これでフレッティング下準備完了です。 明日は盛ったシーラーを均してフレットを打ち込んで行きたいと思います。

仕上げ・塗装下準備

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指板接着まで終わったので仕上げと塗装下準備をしました。 まずサウンドホール部分をサンディングします。 塩ビパイプにサンドペーパーを巻いてサウンドホールと面イチにしました。 次は指板サイドです。 今回は勉強ということで指板を剥がす際、塗装に切れ目を入れませんでした。 そのためボコっとへこんだところが出来てしまいました。 このヘコみを埋めます。 実験的に片側をニカワ、もう一方をウッドシーラーで充填してみました。 ウッドシーラーがまだ乾燥中なのでどちらの方が目立たなくなるかは来週です。 次回はウッドシーラー部分の均しをして塗装に入れたらと思います。

指板接着

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指板接着まで進められました。 まずは指板を剥がしてボコボコな接着面を均します。 1mmくらい順反りしていたのでそれも修正しました。 次に接着前の下準備です。 指板を合わせてみると若干幅が広かったので削りました。 指板を合わせてスケールを測りナットの位置の印を書き込みます。 そこから動かないようピンバイスで穴を空けて釘を刺して抜きます。 接着のシミュレートをして、良さそうだったので実際に接着します。 その前にきっちりマスキング。 接着面にタイトボンドを厚めに塗って接着! すかさずさっき空けた穴に釘を刺してヌルっと動かないようにします。 それからクランプでサウンドホールから圧着させます。 今回ネックの方はゴムバンドで圧着させました。 端から溢れてくるボンドを拭き取りつつ作業を進めるのが難しかったです。 今日の作業は以上です。 明日は仕上げ作業に入りたいと思います。

指板剥がし

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旧指板を剥がしました。 失敗です (T_T) まずは指板を300度で8分温めました。 温めると接着剤が柔らかくなるのでその間にヘラで剥がします。 剥がせたけど失敗です! ネックの木を削ってしまいました。 剥がしている途中で接着剤が冷えてしまったのが原因です。 何回かに分けて温め直しつつするのと、剥がす向きが重要なことがわかりました。 次回は上手くできそうです。 削ってしまったところを補修します。 指板についている木の繊維を剥がして削れているところに接着しました。 その際、初めてニカワ接着剤を使ってみましたが非常に臭かったです。 猫の口臭を強烈にしたような匂いがしました (^_^;) 今日の作業は以上です。 明日は接着面の平面出しをして余裕があれば接着まで行きたいと思います。

指板作成ほぼ終了

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指板作成がだいたい終わりました。 まずはサイドポジションマークを入れます。 ボール盤で直径2mmの穴を空けてプラ棒を埋め込みます。 飛び出たところを均してサクッと完了です。 次にフレット溝を切っていきます。 厚さ0.5mmのノコギリでギコギコして深さ2mmの溝を19本。 当て木をしてやったのでそこそこの出来でした。 スチューマックの専用治具があればもっと綺麗になるのでいつか欲しいです。 指板の方はこれでほぼ終了なので、旧指板を剥がす準備にかかります。 まずはフレットを全部外しました。 その上に新指板を重ねてクリップで留めてサウンドホールの下書きをします。 この下書きを若干の余裕をもたせてカットしました。 ジグソーでやったのですがなかなか難しい作業です。 曲線が綺麗に出ていませんが接着後にサンディングするので問題なしです。 これで今日の作業は終了しました。 明日は旧指板を剥がして、新指板を接着する予定です。

指板作成

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先週の続きで指板作成です。 まず7mmに製材してある指板材に下書きしました。 このアウトラインに沿って整形します。 0.5mmくらい余裕を持たせてカンナで削ってからサンディングで仕上げました。 そのカンナがけですが黒檀は固く、刃がするっと滑ることが多くて難しかったです。 トリマーを使って削り出す方法もあるのですが黒檀はチップが出やすいので注意がいるそうです。 次の機会にはトリマーでやってみたいと思います。 そんなこんなで外形が出来上がりました。 明日はこれの側面にポジションマークを入れてフレット溝を切っていこうと思います。

リフレット→指板交換

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クラシックギターのリフレットが終わり、指板リセット作業に移りました。 まず昨日吹き付けたクリアを均していきます。 1000番、2000番、液体コンパウンドの3000番、7000番で磨きます。 とにかく塗膜を突破しないよう注意しながら優しく均しました。 その結果トップコート塗装は1回で終えることができまいた♪ これなら再塗装したとわからない出来です。 バズらなかったのですり合わせはしないで済みました。 指板を削った分だけナット溝を削って、こちらも液体コンパウンドで磨きました。 ピカピカです! 最終的に音出し確認をして問題なかったのでリフレット実習は終了です。 続いて指板交換実習に入りました。 まずは指板の寸法とスケールを測ります。 指板を剥がしてから新しいものを作成していたのではその間にネックが動いてしまう恐れがあります。 なので剥がす前に新しいものを作成します。 新しい指板は黒檀にします。 今日はこれを7mm厚に製材したところで時間終了になりました。 来週はこれを寸法通りにしてフレット溝を切っていきます。

塗装下処理・トップコート

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トップコート塗装まで終わりました。 まずは昨日筆塗りしたウッドシーラーを均します。 指で触っても違和感のないように平面を出しました。 20フレット分の作業は時間がかかります (^_^;) 平面出しが終わったのでマスキングしてトップコートを吹きました。 今回は艶ありなラッカークリアです。 ミニエアスプレーガンにもだいぶ慣れ、特に問題なく吹き終えました。 ただ、マスキングテープを剥がす際に思わずネックを掴んでしまいました(^_^;) 幸いにもベタっとはならず、表面がちょこっと曇ったくらいです。 どうせ明日には均すのでノープロブレムです。 明日は1000番からペーパかけして下地がでなければそのまま仕上げる予定です。

フレット端・塗装下処理

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サウンドホールのフレット端処理から始めました。 ビニール管にサンドペーパーを巻いて削ります。 80番から始めて320番で仕上げました。 指板を削った時に出た木の粉と瞬間接着剤で隙間を埋めます。 若干フレットが浮いていて、触った時に引っかかるので瞬間接着剤で修正です。 次に塗装下処理を始めます。 フレット端の面取りをした時に出来たキズを400番で均します。 今回はシーラー塗装を省略したいので下地が出ないように注意しました。 追っていくと下地が出そうなヘコみはウッドシーラー筆塗りで修正します。 フレットと溝に隙間がある所も木の粉+瞬間接着剤で埋めていきました。 その後フレットと指板の境目もウッドシーラーを塗り、トップコートを吹いた時に段差がでないようにしました。 今日の作業はこれで終了です。 明日は一晩置いて乾燥したウッドシーラーを均してトップコート吹付けをする予定です。

指板修正・リフレット

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今日は指板修正とリフレットをしました。 弦を張った状態の時、6・7フレットを谷として約1mm順反りしていました。 ちなみに弦を張っていない時は反りがなくまっすぐでした。 クラシックギターにはトラスロッドが入っていないので指板を削って修正します。 指板の厚さを測りながら慎重にサンディングしました。 弦を張ってない状態で若干の逆反りになりました。 逆反りしすぎると修正するのが大変なので、その辺の加減が難しいです。 次はリフレットです。 クラシックギターで指板にRがついてないのでやりやすかったです。 隙間もできず、いい感じで打込めました♪ フレットの端を処理して弦を張ってみると、反りが無くなりました! 音づまり等もなくいい感じです。 サウンドホールの円に沿った処理はまだなので明日はそこから作業開始予定です。

ナット・サドル・リフレット

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先週溝切りまで終わったナットを仕上げました。 こんな感じで面取りの下書きをして削ります。 するとカッコよくなります。 サドルも作りました。 1弦側3.5mm、6弦側4mmです。 ピカピカにしようと磨きすぎて、溝より薄くなりすぎました。 ピカピカにする場合はそのへんも考えつつやらないとですね。 ナット・サドルの作成が終わったのでリフレットに移ります。 今回はフレットを外す際に指板オイル+温めをしつつやってみました。 温めナシのときよりも確実にチップが出にくいです。 でも温めすぎると塗装が溶けるので注意しないといけません。 広くなった溝はテフロンシート+瞬間接着剤で埋めました。 これで今日の作業は終了です。 明日は指板修正をしてフレット打込み予定です。

リフレット終了・次の課題へ

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今日はナット作成をしました。 まずはリフレットして高さの合わなくなったナットを作ります。 厚さ調整・幅調整をしたナットをのせて指板面の高さ+2mmのところに線を引きます。 その線までベルトサンダーでガガッと削りました。 牛骨なので削ってる間は異臭が漂います (^_^;) 削ったナットの上面に弦の溝を下書きします。 スチューマックのアレでやったので、あっという間でした♪ これを指板に乗せて溝を切っていきます。 開放弦でビビるのは、この溝が深すぎるのがほぼ原因です。 弦の太さに合ったナットファイルで慎重に削りました。 溝切り完成です。 この後両サイドの面取り・サンディングして仕上げます。 完成しました! 今回はネックのコンディションもバッチリ納得の出来です。 これにてリフレットの課題は終了。 次に移りました。 次の課題はクラシックギターです。 まずはナットとサドルを作ります。 前回同様に厚さと幅を調整します。 厚さを調整したものをのせて指板面の高さ+2mmと幅の下書きをしました。 この下書きに沿ってベルトサンダーで削ります。 削った後はスチューマックのアレを使って弦の位置を決めて溝を切っていきます。 最初に弦が引っかかるくらいの浅い溝を下書きに沿って削り、そこから深さを調整しました。 ナットの溝切りが終わったところで今日は終了です。 このクラシックギターは最終的に、現在のローズウッド指板から黒檀へ変更する予定です。 かなり大掛かりな作業ですが頑張りたいと思います。

塗装終了

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今日は雨でしたがミニエアスプレーくらいなら大丈夫とのことで塗装を終わらせました。 もちろんネオノン多めで調合しました。 まずは昨日吹いたシーラーを均します。 塗膜を厚めに吹いたにも関わらず1ヶ所下地が出てしまいました (^_^;) まだこの辺の感覚が掴めていないようです。 下地が出てしまったので2回目のシーラーを吹きました。 1回目の均しで平面はほぼ出ているので、今回の均しはササッと完了。 トップコートの塗装に移ります。 クリアにツヤケシを混ぜて塗料を作り吹き付けます。 ちなみにミニエアスプレーガンは↓の左側です。 右側のと比較すると、その大きさがよくわかります。 トップコートを吹いたところで今日は時間終了でした。 明日はネックを取付けて仕上げをする予定です。