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12月, 2017の投稿を表示しています

フレッティング

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午前中の大掃除の後、昨日の続きでフレッティングをしました。 指板にRがついているフレッティングは久しぶりです。 今回は打ち込んだ後にジョーズ2フレットプレスでしっかり密着させました。 フレッティングが終わって端を処理して今日の作業は終了です。 次は指板サイドの補修ですが、学校は明日から休みなので続きは来年になります。 それでは良いお年を♪

まだ乾かないので

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一昨日吹き付けたセラック塗装がまだ乾かないので違う課題に移りました。 セラックはあと10日ほど乾燥させる予定です。 乾燥中の課題はベースのリフレットです。 以前ナットの作成をしたフェンジャパのジャズベ。 ネックのコンディションを確認したところ良い状態だったので指板修正はナシです。 ネックを外してフレットを外します。 バインディングはついてないけどフレットの端がバインディング仕様でした。 ということでフレットタングニッパーを初使用です。 その前にクリーニングという意味で指板をサンディングしました。 指板のRは7.25インチだったのでHOSCOのRブロックを使ったのですが… 6インチくらいのRになってました! (# ゚Д゚) ブロックにはしっかり7.25インチって書いてあるのに! …このブロックは廃棄ですね。代わりにスチューマックのを購入しようと思います。 そんなこんなでフレッティングをしていって今日はここまでです。 明日は午前中に大掃除をして、午後から続きをしたいと思います。

生乾き

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昨日塗装したトップコートを均しました。 ピカピカになった後でよくみると指紋が付いていました。 生乾きだったようです (^_^;) セラックは乾くのが遅いとは聞いていましたが、1晩置いてもダメなようです。 多分寒さのせいもあるのでしょう。 ということで均しは一旦切り上げてボディを磨いたり、治具を作ったりしていました。 明日は乾いていたら均しの続きをしたいと思います。 写真取り忘れです…本文とは関係ありません。

セラック塗装

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シーラー吹付け~トップコート塗装をしました。 今回のトップコートはセラック。 セラックはラックカイガラムシから取れる樹脂だったりします。 まず昨日盛ったウッドシーラーを均しました。 その途中一部シーラー層を突破する事案が発生です (^_^;) しょうがないのでもう一回シーラー塗装をしました。 その後は無事にシーラーの平面出しが終わったのでトップコート塗装に移ります。 今回はラッカークリアではなくセラックです。 ラッカークリアに較べてサラサラで薄めることなく吹き付けました。 いい感じで塗装できたと思います。 明日はこれを均して終了な予定です。

シーラー吹付け

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指板サイドの塗装をしました。 余計なところにつかないようにマスキングをしてミニスプレーガンでプシュ~と。 寒い時期の塗装は霧状になりにくいということで塗装前に塗料を湯煎してたりします。 1回目が終わって乾燥させた後で軽く均して2回目突入です。 2回目を吹き終わり塗膜が厚くなるとデコボコが見えやすくなりました。 ということでヘコんでいるところにウッドシーラーを盛り付けです。 とりあえず盛りまくったので、盛りがたりないということはないはず。 明日はこれを均してクリア塗装に入れたらと思います。

塗装下準備

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指板サイドの塗装準備をしました。 まずはフレット端を仕上げます。 指で触ってフレットと指板の境目がわからなくなるようにヤスリがけしました。 その後角を丸く均して完了です。 次にフレット溝の隙間を埋めました。 指板をサンディングした時に出た木の粉を詰めて瞬間接着剤で固め、面イチにします。 指板後ろのサウンドホールにかかるフレットの隙間も埋めました。 これで下準備は出来たので明日は指板サイドの塗装をやっていこうと思います。

ナット・サドル作成

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ナットとサドルの作成をしました。 まずはナットから。 昨日弦の位置決めをしてあったのでその通りに溝を切りました。 この溝切りがなかなか難しいのです。 ナットに垂直に、ペグへの角度を考えつつ、溝の深さを調整していきます。 いい感じで出来たので面取りをします。 大まかにベルトサンダーで削ってから手作業で仕上げました。 サドルは弦高を6弦4mm、1弦3.5mmになるように高さを調整します。 クラシックギターはRがついてないのでサクサク進めました。 最後にピカピカに磨いて完成です♪ 明日は指板再度の仕上げと塗装をする予定です。

センターずれ完了~ナット作成

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センターずれの修理が終わりました。 まず昨日埋め木したところに穴を空けて組み付けました。 しかしまだ1mmほどズレていました。 色々と調べて原因を探していくと、ネックポケットの変形が見つかりました。 センターを合わせると0.3mmほど隙間が開いている箇所があるのです。 そこへシムを入れて再度セットアップしたところ、今度は完璧! これでこちらの修理は完了しました。 クラシックギターの修理に戻ります。 ブリッジの接着まで終わったので弦を軽く張り、ナットとサドルの作成に入りました。 厚さ・高さ・幅を合わせて弦の位置決めまで進めたところで時間終了。 明日はこの続きをしていこうと思います。

ネックセンターずれ修理

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エレキギターのセンターずれの修理をしました。 ボルトオンタイプはボルトの緩みや弦の張力などでネックが傾きセンターがずれるものがあります。 今回もそれかなと思い、センターを合わせた状態でボルトを締め直したのですがダメでした。 そこでネックを取外し、ネックポケットの状態を確認することにしました。 原因はネックポケットの割れとネックのボルト穴拡がりと思われます。 1弦側の壁が割れて後退しています。 木工用ボンドで修理した跡がありましたが表面だけでは弦の張力に負けてしまいます。 まずはここを接着しました。 次にネックのボルト穴を埋め木して穴を空け直します。 埋め木して平面を出したところで今日の作業は終了です。 明日は穴を開けて組み付けようと思います。

ブリッジ接着

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昨日出来上がったブリッジを接着しました。 昨日は写真を撮れなかったのでとりあえずパシャリ。 なかなかいい出来だと思います。 ブリッジは付いていたものよりも1mmほど大きく作りました。 このまま接着すると端が塗膜に乗ってしまうのでその分を剥がします。 ブリッジを乗せてみて大丈夫そうだったので接着します。 今回はネジを使わないのでヌルっと動かないように注意しました。 今日の作業はここまでです。 来週は依頼のあった修理をする予定です。

ブリッジ完成!

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作り直しのブリッジが完成しました♪ まずは溝掘りからです。 トリマーでギュインとサドルと弦を通す溝を掘りました。 次に弦を通す溝をノミで斜めに削っていきます。 逆目で削らないといけない箇所は特に慎重に削ります。 ノミで9割削って残りはペーパーで仕上げです。 弦の穴の位置を千枚通しでポイントして1mmほど垂直に穴を空けます。 これをしないと斜めに空けようとした時にドリルが滑ってしまいます。 前回の失敗の原因の一つです。 この後ラジアルボール盤で斜めに穴を空ける予定でした。 が、角度をつけた当て木を使って垂直方向に穴を空けるほうが簡単とのことでそうしました。 結果、今度はズレもなく綺麗に穴を空けることができました! ここで写真を撮ろうと思ったのですがお昼休みに持ち忘れて取れませんでした (^_^;) 穴を空けてからはブリッジ底面にトップ板と同じRをつけました。 これにてブリッジ完成です! 明日はブリッジを接着する予定です。

羽部分のRづけ

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ブリッジの羽部分のRづけをしました。 前回はどうやったら上手く出来るか悩みつつやったので時間がかかりました。 今回は2度目ということで早く上手にできた気がします♪ 曲面を出す時は多角形にしてからサンディングで滑らかに…という感じでやってます。 羽部分は中心から片側3面、全部で6面を出してから均してます。 この曲面が歪だと端の面取りをした部分もかっこ悪くなるので慎重に作業しました。 なかなか綺麗に出来たと思います! 明日はサドルと弦の溝を掘って余裕があれば穴あけもする予定です。 今回こそ失敗しないようにしたいと思います (^_^;)

穴あけ失敗で作り直し

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弦を通す穴を空けて完成のはずでしたが失敗しました (T_T) 斜めに穴を空けるのは難しいです! ラジアルボール盤で約25度ほど斜めに穴を空けようとしました。 入り口はOKです。 出口がアウトです! 掘り始めでの滑りと内部の導管などでドリルが曲がったのが原因です。 黒檀硬すぎです。 埋め木して穴あけをやり直しという手もありますが、最初からやり直しの許可を貰えました♪ その前に失敗作で練習です。 千枚通しでポイント後、垂直に浅い穴を開けて、超ゆっくり穴を空けていったところ上手く出来ました。 これが最初から出来ていればと悔やまれますが勉強ということで (^_^;) ということで作り直します。 まずは製材。 そして羽部分をトリマーで削除。 この時削る深さを3mmでやったところ見事に角が欠けました (T_T) 前回は2mmでやっていたのです。 黒檀のようなチップの出やすいものは2mm以下ということを学習しました。 画像の左角が欠けた箇所です。 幸い欠けた破片を発見できたのでそれを使って補修したところ、じっくりと見てもわからないほど上手く出来たのでよかったです! 明日は羽部分のRづけをやりたいと思います。

続・ブリッジ作成

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ブリッジの羽部分のRづけからスタートです。 ブロックとの境界はカッターの刃で削り出しました。 いい感じでRづけが出来たので端の面取りもして羽部分終了です。 次にサドルの溝とブロック前部分の溝を彫ります。 サドルの方は3mmのビット、ブロックの方は2mmのビットを使ってトリマーで。 ここからはマイクロチーゼルを使ってブロック前の斜め部分を削ります。 ある程度削った後でサンディングして完了、なかなかいい出来です♪ これで形は出来たので明日は弦を通す穴を空けていきたいと思います。

ブリッジ作成

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予定通りブリッジの作成をしました。 材料は黒檀を使います。 180x30x10mmに製材した黒檀に溝部分や切り落とす部分等の下書きをしました。 下書きに沿って両端を削り出します。 トリマーベースが小さいので端の方が不安定になりました。 といってもRを付けるためサンディングするので問題ありません。 ノミとサンディングでRを付けました。 サドル付近はまだ綺麗な曲面になっていないので次回もこの作業からです。

ブリッジ交換

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クラシックギターの作業に移りました。 ブリッジ作業の前にサウンドホールのフレット端処理をします。 塩ビパイプにサンドペーパーを巻きつけたものでサンディングします。 フレットは思ったよりも柔らかく、それほど時間がかからず面イチになりました。 不意にサンドホールにペーパーが当たってもいいようにマスキングしてあります。 次にブリッジ交換へ取りかかりました。 まずはブリッジの剥ぎ取りです。 ラバーヒーターを当て、接着剤を柔らかくしてパレットナイフで剥ぎ取ります。 前回よりもずっと上手く取ることが出来たのでよかったです。 剥がした跡をペーパーで均しました。 これで本体の方の作業は一段落です。 明日からはブリッジの作成に入りたいと思います。

ザグリ拡張

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予定通りブリッジ部分のザグリを拡張しました。 ザグリ作業後、サドルを一番ネック寄りにしてクリアランスを確認したところ今度こそOK! バンチャクの黒でザグリ内を塗装してブリッジ部分の修理は完了しました。 それからはもう一度仮組みして気になる所がないかチェックしました。 不具合ということではないのですが、アウトプットジャックにつながるケーブルの長さが短く、ジャックを取外した時に断線する恐れがあったので余裕を持たせた長さのものに交換しておきました。 これでストラトの修理はほぼ終了しました。 明日からはクラシックギターに移る予定です。 再び写真ナシなので…本文とは関係ありません。

仮組みで問題点出現

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予定ではクラシックギターをするはずでしたがストラトの作業です。 ネック部分の補修が終わり実際に音を出せる状態になったので仮組みしました。 ピックガードにワイヤリングした部品を組み、ネックとブリッジを装着! 実際に弦を張ってチューニング・弦高調整等してみた結果… ブリッジ部分のザグリが足りていませんでした (^_^;) というのも、前回確認した時はサドルが一番後ろになっていたのです。 今回チューニングでオクターブ調整もしてブリッジ位置が一番前に来た箇所が見事引っかかりました。 ということで明日は再度ブリッジ部分のザグリを拡張します。 それ以外は問題無かったのが救いでした。 今日も画像なしだったので…本文とは関係ありません。

ナット部分修理

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道具が届いたので今日はストラトの修理です。 ロックナットを取り付ける際に5mmリア寄りになっていた位置を修正します。 画像の鉛筆線の位置が正しいナットの位置です。 そのまま木を貼ると跡が目立つので1フレットを抜き、そこまで削り、メイプル板を貼りました。 貼り付けた後でサンディングしてRをつけます。 1mmほど余裕を持たせてカットしてあったサイドをサンディングで面イチににします。 ナットの位置を測り、ヘッド方向にトリマーで3.5mmの深さで削って行きました。 これでナットの高さがいい感じになるはずです。 ネジの位置をポイントして穴をあけ、ロックナットを取付けました。 1フレットはまだ打ち込んでないです。 これで塗装をすればそんなに目立たなくなるはずです。 塗装をどうするかオーナーと相談しないとなので明日はクラシックギターの作業をする予定です。

フレッティング

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ストラトは一時中断でクラシックギターの作業をしました。 こちらは前回フレッティングの準備まで終わっていたのでそのまま打込みます。 黒檀指板は初めてです。 ローズウッドよりもかなり固く、フレットが入りにくかったです。 無事フレッティングが終わったのでフレット端の処理をします。 トップ板に傷がつかないようプロテクターを装着! 金ヤスリで端を削って面取りです。 音づまり等が無いか弦を張ってチェックします。 ただ指板が厚くなったため弦高が2.5mmとだいぶ低い状態です。 強く弾いた時はバズ音がでますが普通に弾いた時は出ないので、すり合わせはナシで行けそうです。 ちなみにナットも低すぎるので下に木を入れてたりします。 後でナットも作り直し予定です。 弦高を1.5mm上げたいのでサドル部分を3mm高くする必要があります。 ということでブリッジも黒檀で作り直します! ここで今日は作業終了になりました。 来週はストラト用の道具が到着しているはずなのでそっちの作業になると思います。