投稿

10月, 2017の投稿を表示しています

お掃除とリフレット仕上げ

イメージ
今日は10月最終日ということで午前中は大掃除でした。 午後からはリフレット→すり合わせ→リシェイプと続けてきた作業の仕上げです。 まず、サンディングした分、指板が低くなったのでナット溝の調整をしました。 3フレットを押さえて1フレットと弦の間を0.2mmに調整します。 弦がナットの溝の中に埋まってしまったので後でナットの高さ調整をする予定です。 ナット調整の後はサドルを調整して1弦側1.5mm、6弦側2mmに。 最後にオクターブ調整をして終了時間となりました。 明日、ナットの高さ調整をしてリフレット実習は終了の予定です。

リシェイプ

イメージ
先週すり合わせが終わったフレットのリシェイプをしました。 今回が2回目だけど綺麗にリシェイプする感覚をかなり掴めてきました♪ 次の課題は作業時間の短縮です。 ジャンクギターを買って練習したいと思います。

すり合わせ

イメージ
予定通り弦を張ってフレットチェックしました。 その結果5・6弦が微妙にバズっていたのですり合わせすることにしました。 …ホントは塗装前にしたほうが仕上がりが良くなったようです。 次からはそうしたいと思います! さて、以前と同じように2弦づつ外してすり合わせしていきました。 最初、どうも擦っても削れないなーとか思ってたら600番を使ってました (^_^;) 400番に替えてサクッとすり合わせ終了。 来週は頂点が平になったフレットをリシェイプをする予定です。

塗装完了

イメージ
微小なヘコみはありましたがそのままクリアを吹きました。 今回は半ツヤ塗装です。 まずクリアラッカー10g・つや消し10g・シンナー26gで塗料を作りました。 今回はミニエアスプレーガン使用なので、シンナーをさらに46g混ぜて塗料完成です。 段差になるのを防ぐためにネック部分のマスキングはしないで、ネックから指板の方に角度をつけて吹き付けました。 この吹付け中、塗装面が机に当ってしまったようで小さなヘコみが (^_^;) しょうがないので乾燥後シーラーを筆塗りして盛ってあげました。 17フレット付近にある水滴みたいなのがそれです。 シーラーが乾いた後にサンディングして均し、再度塗装しました。 いい感じで塗装できたと思います♪ 明日になればもう少し光沢が消えているはずです。 明日はネックをつけて弦を張り音づまり等のチェックをする予定です。

均し~塗装2回目

イメージ
今日は均しをして、2回目のシーラー吹付けをしました。 予定だとクリアを吹く予定だったけど導管のへこみが埋めきれていませんでした。 というわけで均しです。 ネック側のマスキングだけ剥がします。 というのも、この境界に塗料の厚み分の段差ができるのでそれも均すためです。 小さなブロックに600番のペーパーを貼り付けて力を入れずにサンディングしました。 面積が小さいのでそんなに時間がかからずに終えることができました。 もう一度マスキングしてシーラー塗布の2回目です。 エアや塗料の量を調整し直したら前回より良い感じに吹き付けることができました♪ 3時間ほど乾かしてまた均します。 でこぼこはほぼ消えましたが微小なヘコみがまだ残っています。 このままクリアに入るか、もう一度シーラーを吹くか、明日先生に相談して決めようと思います。

塗装準備~塗装

イメージ
今日は指板サイドの均しからスタートしました。 220番でざっとサンディングした後、フレットと溝の隙間を埋めます。 ローズウッドの粉を隙間に詰めて瞬間接着剤を垂らしてその上から粉でコーティング。 乾燥後、盛ったところをサンディングしてツルピカになりました♪ 次に塗装のために指板サイド以外をマスキングします。 フレットと指板の間に隙間ができないようにするのが難しいです。 ネック裏やヘッドなど大きな面積の所は新聞紙で覆ってあります。 これで塗装準備完了です。 塗装はタッチアップ用のミニエアスプレーガンを使います。 指板サイドの均しで木部まで到達しているため、まずはサンジングシーラーを吹きました。 ここで今日の作業は終了です。 明日はシーラーを均してクリアを吹く予定です。

角落としとか

イメージ
先週からの続きで残りのフレットを打込みました。 その後フレットの高さの揃いを測ってみると、ところどころ高いところがありました。 溝が広がってフレットが浮いたのが原因で、瞬間接着剤を流し込み治具で圧着して修正しました。 瞬間接着剤といってもしっかりくっつくまで5分くらい掛かるのでこの道具で押さえておきます。 再度高さを測ってみるとそこそこいい感じだったのでフレット端の処理に移りました。 まずは単目ヤスリで出っ張りを落とします。 次にフレットサイドエッジ用ヤスリで端を斜めにします。 ヤスリでキズがついた指板サイドを均します。 ここは後でタッチアップ塗装です。 指板サイドの均し作業中に時間終了となったので続きは明日です♪

フレッティング

イメージ
フレッティングの前準備がまだ1工程残っていました。 ネジレをサンディングで修正した分、指板が薄くなり、フレットの溝も浅くなっています。 その削った分だけノコギリで溝を深くしました。 これで前準備終了です。 続いて打込みに入りました。 フレッティングは制作実習の時にしたのでそれを思い出しながら打ち込んでいきます。 今日は半分ほど打ち込んだところで時間終了となったので続きは来週に持ち越しです。

指板のネジレ修正

イメージ
昨日フレットを外した指板をサンディングしました。 まず荒れているフレットの溝を修正します。 0.5mm厚のテフロンシートを指板のR、9.25インチに合わせて切ります。 これを溝に差し込んで瞬間接着剤中粘度を両端に盛り付け。 これで広くなった溝やスタッドで荒れたエッジがいい感じになるはずです。 瞬間接着剤が完全に乾くのを待って、いざ指板のサンディングしていきます。 指板のRと同じのがついたブロックにペーパーを貼ってシュッシュッと擦ります。 ブロック全面に均等に圧をかけるよう意識して擦っていきました。 するとネックのネジレがわかりやすい状態で出てきました。 1弦側1フレット辺りが削れていません。 ブリッジ側の6弦側にかけても削れていません。 このネジレを修正しつつ、真っ直ぐから若干の逆反りになるようにサンディングします。 削りすぎるとポジションマークが消えたり、指板の強度が落ちるなどの弊害があるので最小限に留めないといけません。 難しいです。 サンディングブロックの全面をあてつつ削りたい側に圧をかけたり色々と試しながらやっみたのですが、完全に修正することは出来ませんでした。 もっと何度も経験をつまないとだめですね。 それでも修正前よりはだいぶ良い状態になったので220→320と番手を上げて仕上げました。 これで打込み前の準備は整ったはずです。 明日はフレッティングをしていく予定です。

リシェイプとリフレット

イメージ
昨日の続きでフレットのリシェイプから始めました。 今回はフレットファイルの当て方を色々と試しながら作業しました。 当て方によって出来上がる形がずいぶん変わります。 奥が深いです。 リシェイプ後、弦を張って高さを計測するとバッチリぴったり♪ とてもいい状態に出来ていました。 これにてすり合わせは終了。 ということで次のリフレット実習に入ります。 弦を外してネックを取外しました。 フレットを外すのはクイキリという工具を使います。 フレットの端をクイキリの刃の端で挟むとクニュっと刃が入りフレットが浮きます。 逆側も同様に浮かせて、両端から中央へ徐々に浮かせていくとポロッとフレットが取れました。 全てのフレットを取外した後、指板上の直線を測ると逆反りです。 ロッドを緩めて直線になるように調整しました。 ここで今日は時間終了です。 明日はリフレットの続きをしていきます。

すり合わせやり直し

イメージ
昨日すり合わせしたフレットをじっくり見ると頂点が丸くなりきってない箇所があったのでもう一度リシェイプし直しました。 その後フレットの高さを測ってみるとズレが… ということですり合わせやり直しです (^_^;) 前回は弦を2本ずつ外してすり合わせをしました。 でも外した弦の分、張力が低くなって逆反りになってたかもしれないと思い、その状態で直線を測ってみたところ、やはり微妙に逆反りになってました。 何かいい方法は無いかと考え、ネックレストをヘッド下に置いてみたところ弦を外す前の真っ直ぐな状態になったので、このまますり合わせを行うことします。 本日の作業はすり合わせを終えたところで終了。 弦を張って様子を見てみると昨日よりもずっと良い状態です♪ 明日はこれをリシェイプしていきます。 …すり合わせ作業の中でこのリシェイプ工程が一番難易度が高いと思う今日このごろです。

フレットすり合わせ

イメージ
今日はフレットすり合わせをやりました。 まずは現状の確認から。 ネック自体は若干のネジレがありましたが許容範囲内でした。 ひどいのはフレットの高さです。 全体的に不揃いで、12フレットが特に上がっている状態です。 これはフレットの浮きが原因で本来ならフレット打ち直しが一番良いのですが、実習ということでこのまますり合わせします。 とりあえずストレートエッジ↓ で測りながらトラスロッドで指板面を真っ直ぐにしました。 次にフレット頂点をマジックで塗り、削れを見やすくします。 5・6弦を外して400番でサンディングしてボコボコを修正します。 6弦を張り、4弦を外してすり合わせ。 5弦を張り、3弦を外してすり合わせ…と言った感じでやっていきました。 ※練習用の教材なので指板マスキングを省略してます。 その後は台形になったフレットを整形します。 台形の上の平らな部分をマジックで黒く塗り、塗ったところが細い線になるよう角を丸くします。 こうするとすり合わせで揃った高さが変わらずに整形できます。 フレットをピカピカに磨いて弦を張りフレットの高さを見たところ、ピッタリ一直線♪ これなら調整前よりも弦高を下げても大丈夫そうです。 フレットの高さがかわったのでナットの調整もしないといけません。 明日はそれと、弦高調整等をしていきたいと思います。

埋め木1本用も作成

イメージ
あまり使う機会はないと思いましたが埋め木1本用のも作りました。 ポリカーボネートが熱に強くても溶けることには変わらないのでトリマーで削る時に、通常は3mmの深さを2mmにしてみたらより良い感じに削れました。 ポリカーボネート素材の幅が2本用より若干狭かったのでその分を木で補いました。 上手く行くかどうかわかりませんでしたが、そこそこの出来になったと思います。 2本用と同じく、ネックが当たるところにはコルクシートを張ってあります。 皿木ネジ用に穴もきっちり面取り。 ボール盤とリーマーでこんなに簡単に美しくできるとは感動です。 この治具以外にもあると便利なものがけっこうあるので時間を見て作っていこうと思います。

治具完成。

イメージ
昨日の続きで作業したネック折れの埋め木用溝掘り治具が完成です♪ こんな感じで折れた部分を接着したネックを挟んで埋め木用の溝を彫ります。 端材できちんと掘れるか試してみました。 いい感じです。 ネックと接触する部分がこのままだとキズがついてしまいそうなので、コルクシートを貼ろうと思います。

アクリルじゃダメ

イメージ
今日は依頼のあったベースの弦交換&セットアップを最初に行いました。 まずネックの調整。 ボルトネックを外さないとロッドを回せない正統派?なのに加えて、1弦側の5フレットまでがけっこうな逆反りでそれ以降が順反り、4弦側は普通に順反りという状態です。 全体を真っ直ぐにすると1~4フレットでバズって、バズらないようにすると全体的にけっこうな順反りになってしまいます。 それでもどうにか妥協点を見つけて、納得できるところまで調整しました。 ネック以外はそれほどおかしなところは無かったので順調に作業が進みました。 セットアップが終わった後はネック修理用の治具作成を進めました。 といっても昨日ほぼ組み上げて、後はトリマーで削るだけです。 サクッと終わらせようと思いましたがダメでした (^_^;) アクリルは熱に弱く、トリマーの摩擦熱で溶けて、側面の直線がでませんでした。 学校にあるものを真似して作っていたのですが、「透明な樹脂」ということでアクリル素材だと思ったんですが違ったようです。 正解はポリカーボネートでした。 先生が以前にこの治具を作った時の余りもらえたので、明日もう一度作り直そうと思います。

ナット底上げ

イメージ
昨日からの続きでナットの底上げをしました。 コピー用紙に瞬間接着剤を垂らしてナットを接着。 カッターで余分を切り落とした後で弦を張って様子を見ます。 これを4回繰り返し0.4mmかさ上げしたところでいい感じになりました。 ネックの接着部分に接着剤で少々でこぼこがありました。 これを削ったため最初の状態よりも低くなって上げ幅が増えたんだと思います。 通常なら0.2mmくらい上げれば良くなるそうです。 これで今度こそ終了です (^_^;) 先生から作業後の音が良くなったと言ってもらえました♪ 時間が余ったので治具を作成します。 以前設計図を書いて、部品の買い出しをしておいたのを組み上げました。 後はトリマーで穴を空けて完成です。

クラシックギター サドル作成

イメージ
昨日終了したかとおもったクラシックギターですがサドルの具合がいまいちでした。 厚さがたりないのか斜め前に傾いています。 サドルを取ってみると溝の中が接着剤でボコボコしてます。 サドルの底面も角度があれです。 ということでまずはサドル溝のクリーニングを行いました。 接着剤をマイクロチーゼルで取り除きます。 その後溝の形を変えないようにやさしくサンディングしました。 次にサドルを作成します。 厚さ調整→幅調整→高さ調整→面取り、といった感じで基本的にギター製作実習で作ったのと同じ工程です。 弦高が高かったのでオリジナルのサドルより低めで作成します。 ただ、経年でトップ板が膨らんでブリッジの位置が高くなっていたため1弦側の弦高を3.7mmまでにしか下げられませんでした。 完成したサドルを取付けてみると6弦4mm、1弦3.7mmになりました。 まだ若干高いですが以前よりもずっと弾きやすいです♪ これでいいかなーと確認していたらまたも気になるところが (^_^;) ナット溝がちょっと深すぎる感じです。 明日はこれを修正していきます。

ベースセットアップ・他

イメージ
昨日からの続きでジャズベースのナット作成をしました。 厚さと幅はすでに調整してあるので高さ調整から始めます。 今回はオリジナルのナットがあるのでその高さに合わせました。 削りはベルトサンダーで。 手作業でもできますが、1mm以上削るのはけっこう厳しいです。 (^_^;) 削りすぎないように、垂直・直角を意識しながら削っていきました。 高さ調整後は溝切りです。 ギターと違い、ベースは弦が太いので溝の幅も広くなります。 いきなり弦の太さと同じナットファイルで削ろうとすると中心がずれるのは必須。 ということでまず0.5mmくらいの幅で溝を切り、徐々に広げていきました。 深さはギターと同じく3フレット押弦時に1フレットの隙間が0.2mmくらいになるよう少しずつ削っていきます。 溝が掘れたら両端の角を面取りして丸めて完成です。 その後はピックアップの下にあるウレタンがヘタっていたので新しいものに交換しつつピックアップの高さ調整、サドルの高さ調整、オクターブ調整をして終了しました。 次の作業は先日行ったブリッジ&力木を再接着したクラシックギターです。 力木の剥がれ修理はけっこう難しかったのでちゃんと接着できているか心配でしたが、ノックしても異音がく、鏡で見てみてもきっちりと接着できていたので弦を張りました♪ ブリッジも隙間なく、しっかりと接着されています。 これでクラシックギターの方も修理完了となりました。

完成!そして修理実習へ

イメージ
今日ようやくギター製作の実習が完了しました♪ 仕上げの作業は、ブリッジ接着で傷がついたトップ板の再磨きとブリッジの穴の面取り、サドルの高さ調整です。 後はしばらくそのままにしておいてネックの動きなど、様子を見ていこうと思います。 制作実習がおわったので本格的に修理実習へ入ります。 まず行ったのは先日ブリッジの再接着をしたクラシックギター。 トップ板をコンコンノックしているとビビリ音がします。 原因は力木の剥がれでした。 タイトボンドをヘラで剥がれた隙間に押し込み、治具で圧着しました。 サウンドホールから鏡を使って確認します。 トップ板裏側は作業性が悪く難しかったです (^_^;) 端の方は表からクランプで圧着しました。 これで今日の作業は休止して明日、様子を見ることにしました。 次にベースのナット作成をしました。 ナット裏にRがついていたのでR定規で測ったところ7.25Rです。 このRと同じものがついた既製品のナットを使います。 厚さが0.2mm厚かったのでサンディングで削りました。 その後幅の調整をして高さの調整をするところで時間となりました。 明日は今日の続きからとなる予定です。

ボールエッジ加工終了!

イメージ
昨日からの続きでフレットのエッジを加工していました。 やっているうちに徐々にイメージが掴めてきて作業時間も短くなってきました。 最後の方は、昨日加工したものよりだいぶいい出来になった気がします。 これで工程はすべて終わりです。 明日、最終仕上げをして完成かと思います♪

ナット調整&ボールエッジ加工

イメージ
昨日音を出すところまで出来たので、今日から仕上げ作業です。 まずはナットの溝の深さを調整しました。 調整方法は、3フレットを押さえて1フレットの隙間を見るやり方です。 3フレットを押さえた時に1フレットに弦がギリギリくっつかないように溝の深さを調整します。 この調整をしたところ、弦高が6弦2.5mm、1弦2mmとなりました。 いい感じの高さなのでサドルの調整は省略です。 溝の調整が出来たのでナットの形を整えて一段落です。 ちなみに、この段階になってもバズらないのでフレットのすり合わせはしません。 次にフレットのエッジを仕上げます。 今回ちょっと色気を出してボールエッジに挑戦してみました。 …めちゃくちゃめんどいです (^_^;) やめておけばよかったと後悔しつつ片側を終わらせました。 しかもあまり上手に出来てないというオチも…。 ということで明日の作業の大部分はボールエッジ加工に費やされる予定です。

ほぼ完成!

イメージ
今日の作業はナット・ブリッジの作成からスタート。 ブリッジは厚さ調整→角の面取り→R付けという工程で。 画像のはまだR付けしてない状態です。 ナットは幅の調整→R付けです。 面取りや整形は溝を切った後でやりたいと思います。 画像のは何もしてない素の状態です。 その後ペグを取り付けました。 それからナットに弦が動かない程度の溝を彫って、弦を張って、チューニングしてネック調整して、音出しをしました♪ 思った以上に良い音でびっくりです \(^o^)/ 弦高が6弦3mmの1弦2.5mmと高めなので明日から細かい調整をしていく予定です。